発作時の途切れることなく続く咳、
苦しくて、つらいですね。。。
喘息患者のご家族も患者と同様に、幾度となく眠れぬ夜を過ごしたことでしょう。。。
ここで喘息について西洋医学的な見解をご紹介しましょう。
そして少しでも症状が和らぐことを願っております。
ぜん息は、肺へ通じる空気の通り道である気管支が炎症によって発作的に狭くなる病気です。
気管支の炎症は、冷気やタバコの煙が刺激となり、これらの刺激に対してアレルギー反応が起こることによって生じます。
こうしたアレルギー反応によって気管支の内側が肥大すると同時に気管支が収縮しやすい状態になってしまうために、気道が塞がり、呼吸が困難になります。
この発作は突然に現れることが多く、発作が起こると痰が増え、ゼーゼー、ヒューヒューと大変息苦しい呼吸になります。
このため喘息の治療には、発作時に気管支を速やかに拡張する吸入薬が用いられます。
ぜん息の治療は発作のときだけに行えばよいというわけではなく、日常生活の見直しも含めて継続的に行うことが大事です。
ぜん息による気管支の炎症は発作がないときにも続いており、ダニやほこりといった大気中に含まれる様々な物質に対して気道が過敏になっています。
そのためぜん息の治療には、発作時に気管を拡張する吸入薬だけではなく、気管の炎症を鎮めることも重要になります。
またぜん息を悪化させないためには、上記のような治療とともに、日常生活の心がけがとても重要です。
その一つとして大切なのは、日常生活の中にある気管支の炎症を誘発する原因物質を避けることです。
現在までに知られている喘息の 原因物質にはダニや室内の埃(ハウスダスト)の他に、工場から出る排煙、自動車の排気ガス、ペットの体毛などが挙げられます。
また、気管支喘息の発作は昼間よりも早朝や夜間に起きやすいのが特徴であるため、早朝・夜間の急な運動を避けることも大切です。
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